バックナンバー

表紙で見る

家づくりの先輩

vol.74 子どもたちがのびのびと過ごせる空間 設計・施工/株式会社ジョイフルホーム

2013年12月更新

子どもたち一人ひとりの発達をサポート

イメージ画像▲1階は学習スペース、2階は遊びのスペースに

児童の発達支援と放課後等ディサービスを行っている発達支援ルーム「Let's fly」では、臨床心理士・看護師・特別支援学校教諭・小学校教諭の資格を持つ代表のO様と、社会福祉主事・児童指導員の資格を持つK様の2人で支援活動を行っています。現在小学3年生から中学2年生までの8人が、学校終業後に通所しています。

「以前はこの近所の物件をお借りし、子どもたちに遊びを通じて生きる力を育んでほしいと、療育してまいりました。いろいろな人と関わっていく中で、発達に心配のある子どもたちに対して理解の無い人がいたことと、もっと伸び伸びと遊ばせてあげられたらと考え、同じエリアに中古物件を求めることにしました」とO様。しかし、物件探しを始めたものの、中々子どもたちの安全面に配慮した物件は見つからなかったといいます。

良き出会いがありました

イメージ画像▲視覚障害で遠近感がつかめないことも。安全面に配慮した階段

「物件探しがとん挫しているときに、この土地が売りに出ていることを知りました。希望の中古物件が見つからず、あきらめもあり、新築で建てることも視野に入れていた時期でしたので、早速購入に向けて動き、建物を建ててくれる会社探しをしました」と話します。ハウスメーカーや工務店など、何社か検討しましたが、予算内で建てられそうな会社が見つからず、こちらも苦慮したそう。

「そんな時に、ジョイフルホームの村田さんに出会いました。立地や地形、近隣環境を見た上で、さまざまな提案をしてくださいました。子どもたちの様子もちょくちょく見に来て、そのたびに“ここはこうしたら安全だと思います”“こうすると子どもたちの様子がわかると思います”等、建物に関してのアイデアやアドバイスをしてくださって。私たちの立場に立った提案が本当にうれしかったです」。

療育と同様、綿密な情報共有が大切

イメージ画像▲開放的な2階スペース

児童福祉法に基づく児童発達支援事業では、さまざまなケースの子どもを対象に療育、着実な成長を促せるよう支援することを目的としています。「暗く静かな場所が落ち着く子、ひとりで作業することが好きな子など、それぞれに個性があり、また難しい年頃でもあります。個々の状態に合わせた専門療育を、医療機関と連携をとりながら行い、“自分は人とは違う”ということがストレスとならないよう、二次障害予防にも努めています」と話すO様。

「事故が起きないよう、安全面での配慮や、居心地の良い空間づくりをしていけたらと思っています。できないとあきらめるのではなく、いろいろと相談させてもらったことで、理想の空間ができました。子どもたちが、しみじみと“幸せだ〜”とつぶやくことが多くなったのも、ジョイフルホームさんのおかげです」と笑います。

児童発達支援事業所「Let's fly」
  • 札幌市中央区南14条西16丁目1番31
  • 011-512-2422
  • 開所時間:月〜土、14時〜18時