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家づくりの先輩

vol.59 時間によって違った表情を楽しめる 開放的な空間 設計・施工/株式会社アクト工房

2013年4月更新

数多くの学びがあった取り掛かり

イメージ画像▲ フラットでエッジの効いたスタイリッシュな外観

フラットでエッジの効いたスタイリッシュな外観デザイン。長くとった玄関アプローチが印象的なS様邸。広めの玄関スペースから中に入れば、室内は吹き抜けと大きな窓が特徴的な、開放感あふれる作りになっています。
5年ほど前から家づくりを考え始めたというS様。「以前は賃貸住まいだったのですが、家賃が5年、10年という期間になったら、かなりまとまった金額になります。だったら自分たちのものになる家を建て、その支払いに充てたほうが良いのではないかと思ったことが、家づくりのきっかけになりました」と話します。
それからは住宅展示場や大手住宅メーカーのモデルハウスを見学したり、地元工務店のオープンハウスに足を運んだりと、熱心に家づくりに取り組まれたそう。そんな中、友人が建てた家を見学にいき、アクト工房と出会いました。家づくりへの思いは強くなっていきましたが、なかなか希望の土地が見つからず数年が経過、子供が生まれたこともあり、いったん家づくりは小休止することに。

良き出会いに恵まれて

イメージ画像▲ 無垢のカバ材に自然塗料で仕上げた、柔らかな温もりのある床

「子供の成長とともに、やはり持家かな…と思っていたところに、大学時代の友人が東京で家を建てたり、知人が今度家を建てるんですという話をしてきたりと、周りで建築ラッシュになりました。そんな時に今の土地が見つかったんです」とS様。「実は、毎朝子供を保育園に送るのに使っていた道路沿いの土地で、以前から知っていました。ただ、価格も高く、初めは建築条件がついていて」と奥様。ところがある日、インターネットでチェックすると価格も下がり建築条件も外れており、すぐに行動したといいます。「まさにタイミングってあるんだなと感じました。幹線道路に面しており、バス停もすぐそば、周りに公共施設も多いことから、除排雪がすぐに入るエリアだったことも気に入りました」。
「早速アクト工房の松澤さんに図面を起こしてもらいました。結果的に長いお付き合いになったことで信頼感もありましたし、フットワークの軽さも安心できました。さらに店舗デザインなど幅広く手掛けている松澤さんなら、自分たちの考えている以上のものを提案してくれると思っていましたから。」とS様。決断の決め手になったのはアクト工房のオープンハウスを見たこと。「たまたまなのですがオープンハウスが松澤さんのご自宅だったんです。これはもうアクト工房さんにお願いしようと思いました」。

日差しのたっぷり差し込む明るいリビング

イメージ画像▲ キッチンのカラータイルが空間のアクセントに

「アクト工房さんの家に関しては、高気密で高断熱、ランニングコスト面、雪に強いことなど基本性能は十分に備わっていました。限られた予算の中で住みやすく、ありきたりのデザインではないものを希望しました」。隣接する家からの視界を程よく遮りつつも、たっぷりの日差しが入る間取りに大満足、と奥様。「時間帯によって光の入り方が変わり、またそれによって映り込む陰影がとてもキレイなんです。その時々の感動があって、家にいるのが楽しいですね」とも。
設計段階からたくさんの収納スペースを、と希望したことで室内はどこを見渡してもすっきりと片付いています。フラット型レンジフード横の壁面には優しい色合いのタイルを用いたことで、アクセントになっています。さらにダイニングに吊るされたルイスポールセンの照明のカラーにもマッチし、心地よい空間を作り出しています。
「家づくりは“縁と勢い”だと思います。注文住宅はすべきことが多いのですが、納得するまで悩むこと。潤沢な予算があれば話は別ですが、100%満足のいく住まいづくりは難しいもの。自分でとことん調べて足を運び、良いプランナーに出会うことが大切です」と話していただきました。