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家づくりの先輩

vol.49 木の温もりに包まれる家。思わず深呼吸したくなる住まいです。(N様邸) 設計・施工/晃和住宅株式会社

2012年11月更新

良き出会いがありました。

イメージ画像(外観)▲三角屋根と木の外壁が目を引く外観。

以前は同じ土地に建てられた住宅にお住まいだったN様。お子さんが自立したことで、ご夫婦2人の生活になり、それまでの間取りでは広すぎ、また使いにくいと感じていたため、建て替えを検討。様々な住宅雑誌を読み、その中でオザワプランニングの小澤典仁さんことを知り、木を使った作品やデザインが気に入って「建てるならこの人に依頼したい」と考えていたそうです。

「実は建築士の方に依頼することは、敷居が高いと感じていました。初めは戸惑いもありましたが、勇気を出して電話をしてよかったです。夫と二人で事務所にお伺いし、これまでの作品なども写真で見せていただきました。この人となら私たちが求めているものが叶うかもしれない、そう思いました」と奥様。

「小澤さんにご紹介いただき、晃和住宅さんとのお付き合いが始まりました。担当の荒木さんが骨を惜しむことなく、本当に熱心に対応してくださって感謝しています。私たちの思い及ばなかったいろいろな提案をしてくださり、“もっと早く知り合いたかった”と思いました」とも。

木の家に住みたくて。

イメージ画像▲高さのある勾配天井に、ポールを渡し、洗濯物干しスペースとして活用。
イメージ画像▲造作の食品庫。

天然木や自然素材を使った、人にも環境にも優しい住まいのN様邸。外壁には木板貼りを施し、温もりあふれる外観に仕上がっています。この外壁には、後からの塗り直しが基本的に不要のメンテナンスフリー塗料を塗っています。

以前お住まいだった家は無落雪の箱型で、三角屋根の木の家に憧れていたというN様。屋根には、積もった雪を分散し、自然の風で吹き飛ばすスノーストッパールーフを取り付け、落雪を防止しています。また、屋根断熱を施したことで、部屋を広く見せてくれる勾配天井を実現、快適な温度条件となり、空間の活用ができています。

スキップフロアの和室下部には、収納スペースを設け、普段は使わない季節のものなどが納まります。玄関やキッチンの壁の照明には、本来船舶で使われる照明器具を使い、独特の雰囲気を醸し出しています。

「こだわりは、根菜などのお野菜や、手作り味噌を保存するのにも適した温度の食品庫」と奥様。キッチン脇に造作した食品庫は、ドアやパッキンにも断熱を施し、キッチンからの暖かさが伝わらないようになっています。

身体も心もほっこり。

イメージ画像▲ぬくもりある空間に、薪ストーブがよく似合います。

「暖かく、木をふんだんに使った家に住みたいと思っていました」という言葉通り、思わず深呼吸したくなるほど、良い木の香りが漂う室内。「担当の荒木さんの若い感覚やアイデアをいただき、住みやすい希望通りの家になりました。現場では大工さんの仕事ぶりを拝見させていただくことも多く、職人歴40年以上の技をたくさん見せていただきました。作業の様子を目の当たりにし、こういう人に建てて貰えて本当によかったと思いました」。

暖房は、薪ストーブ、エコジョーズを利用した床暖房を採用しているN様邸。 「薪ストーブ用の薪割りも、夫婦二人で楽しみながらできればと思っています。薪を割って、積んで、パチパチとはぜる薪の音を聞いて…。本格的な冬を迎えるのはこれからですが、火を入れるのが楽しみです」と笑顔で話してくださいました。

<設計:有限会社オザワプランニング>