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家づくりの先輩

vol.21 収納はデッドスペースに、LDKをとにかく広く「夢だったゆとりの空間を備えた店舗兼住宅です。」(札幌市S様邸) 設計・施工/北斗商販

2011年6月更新

単純明快でわかりやすいシンプルな家"を目指して

イメージ画像▲外観

賃貸物件で理容室を営んでいたS様が、この春、店舗付き住宅を新築しました。

「地域のお客様が多かったので、なるべく元の店の近くでと考えていたら、1丁隣に土地が見つかって。それがここ。中通りだから客足が心配だったけど、一緒に働く妻と話し合い、わりと車通りが多いし大丈夫ではないかという結論に至りました」とS様。

新居のテーマは、「ゆったりしたければ広くする」など、「単純明快でわかりやすいシンプルな家」。1階の店舗部分はご主人、2階の住居部分は奥さんが担当し、住まいづくりを進めていきました。

照明を使い分けて雰囲気を出した店舗

イメージ画像▲店舗内装

アイボリーの壁紙とこげちゃ色の建具でまとめた店舗は、親しみやすく、温もりがあって寛げる雰囲気です。

中央に収納付きのカウンターを設置したのは、ご主人の強い希望。ここにこれがあることで、仕事の効率がいいそう。また、以前は電化製品のコードでつまずくことがよくあったため、外に出ないようにしっかり隠してもらいました。これも随分、快適だといいます。

カウンターを境に、照明を種類使い分けているのもポイントです。鏡のあるスペースは視界の良さを重視して蛍光灯ですが、玄関側は白熱灯ダウンライトにして雰囲気を出しています。

家族でゆったり寛げる23帖のLDK

イメージ画像▲広いリビング

住居は、家族全員がノビノビと寛げるように、とにかくLDKを大きく取りました。リビング部分が18帖に、ダイニングキッチン部分が6帖の計23帖と、本当に広々しています。この空間に足を踏み入れるだけで、仕事の疲れなど吹き飛んでしまいそうです。

「アパート時代に最も欠けていたのが、空間だったので。料理を作る空間、食事の空間、寛ぐ空間。新居では、どれもゆったり取りたかった」とS様。収納は極力、階段の下などデッドスペースにつけてもらい、その分空間にゆとりを持たせました。

お気に入りのスペースは、バスルーム。店舗もLDKもナチュラル調でまとめていますが、ここだけは少しイメージが違います。壁と浴槽が、光沢のある白とグレーのマーブル模様! 他の場所とのメリハリを効かせています。

後片付けも素早くきれいだった大工さん

イメージ画像▲キッチン

実際に住んでみての感想は、「お気に入りだらけの生活って感じです」とご主人。

イーホームの印象を訊ねると、「仕事が丁寧な気がする」とS様。「私たちの業界では、後片付けがきれいな人は仕事ができるって言われているんですけど、それって大工さんにも当てはまる気がするんです。実際、作業現場が散らかっているのを見たことがない。とてもスマートにテキパキとお仕事をされていたんじゃないでしょうか」。

住み心地も、初めてのオール電化も快適。もっとこうすればよかったと悔やむようなこともなく、満足度の高い家となったようです。